この記事のポイント
  • 古馬も出られるようになった1996年から2025年まで、30回の1〜3着と配当
  • 1番人気は30回で7勝。2021年は10番人気のアカイイトが勝ち、3連単は339万円
  • サンデーレーシングの馬が2022年から4連勝中。最近10年は7回が一口馬主クラブの馬

11月15日(日)の京都で行われるエリザベス女王杯は、3歳以上の牝馬による秋のGⅠです。2025年は第50回で、レガレイラが1番人気に応えました。1996年に今の形(3歳以上・2,200m)になってからの1〜3着と配当をすべて振り返り、勝ち馬の馬主も見ていきます。

年ごとの1〜3着と配当

1番人気7勝3着以内は19回(30回中)
3連単の真ん中の配当50,810円22回を安い順に並べた真ん中
3連単10万円以上6回22回中
3連単の最高配当3,393,960円2021年

1996〜2025年・30回の集計。3連単は2004年から。

表は横にスクロールできます(右側に配当)

年1着2着3着単勝馬連3連単
2025レガレイラ1人気・戸崎圭太 サンデーレーシングパラディレーヌ4人気・岩田望来ライラック9人気・藤岡佑介230円1,280円24,680円
2024スタニングローズ3人気・C.デムーロ サンデーレーシングラヴェル12人気・川田将雅ホールネス2人気・坂井瑠星950円16,020円278,100円
2023ブレイディヴェーグ1人気・C.ルメール サンデーレーシングルージュエヴァイユ5人気・松山弘平ハーパー3人気・川田将雅240円1,580円9,780円
2022阪神ジェラルディーナ4人気・C.デムーロ サンデーレーシングウインマリリン5人気・D.レーンライラック12人気・M.デムーロ810円1,920円206,260円
2021阪神アカイイト10人気・幸英明岡浩二ステラリア7人気・松山弘平クラヴェル9人気・横山典弘6,490円51,870円3,393,960円
2020阪神ラッキーライラック1人気・C.ルメール サンデーレーシングサラキア5人気・北村友一ラヴズオンリーユー3人気・M.デムーロ330円2,290円21,050円
2019ラッキーライラック3人気・C.スミヨン サンデーレーシングクロコスミア7人気・藤岡佑介ラヴズオンリーユー1人気・M.デムーロ540円3,380円26,480円
2018リスグラシュー3人気・J.モレイラ キャロットファームクロコスミア9人気・岩田康誠モズカッチャン1人気・M.デムーロ470円9,800円56,370円
2017モズカッチャン5人気・M.デムーロキャピタル・システムクロコスミア9人気・和田竜二ミッキークイーン3人気・浜中俊770円8,030円127,540円
2016クイーンズリング3人気・M.デムーロ吉田千津シングウィズジョイ12人気・C.ルメールミッキークイーン2人気・浜中俊610円13,710円158,930円
1976〜2015年の結果を見る(40回)

表は横にスクロールできます(右側に配当)

年1着2着3着単勝馬連3連単
2015マリアライト6人気・蛯名正義 キャロットファームヌーヴォレコルト1人気・岩田康誠タッチングスピーチ4人気・C.ルメール1,520円1,860円23,590円
2014ラキシス3人気・川田将雅大島昌也ヌーヴォレコルト1人気・岩田康誠ディアデラマドレ6人気・藤岡康太680円970円15,570円
2013メイショウマンボ2人気・武幸四郎松本好雄ラキシス6人気・川田将雅アロマティコ5人気・三浦皇成390円2,780円64,840円
2012レインボーダリア7人気・柴田善臣田中由子ヴィルシーナ1人気・内田博幸ピクシープリンセス5人気・M.デムーロ2,300円1,790円50,810円
2011スノーフェアリー1人気・R.ムーアアナモイン社アヴェンチュラ2人気・岩田康誠アパパネ4人気・蛯名正義270円700円9,430円
2010スノーフェアリー4人気・R.ムーアアナモイン社メイショウベルーガ2人気・池添謙一アパパネ1人気・蛯名正義850円1,430円10,170円
2009クィーンスプマンテ11人気・田中博康 グリーンファームテイエムプリキュア12人気・熊沢重文ブエナビスタ1人気・安藤勝己7,710円102,030円1,545,760円
2008リトルアマポーラ4人気・C.ルメール 社台レースホースカワカミプリンセス1人気・横山典弘ベッラレイア2人気・秋山真一郎1,320円1,010円12,690円
2007ダイワスカーレット1人気・安藤勝己大城敬三フサイチパンドラ3人気・C.ルメールスイープトウショウ2人気・池添謙一190円850円6,290円
2006フサイチパンドラ7人気・福永祐一関口房朗スイープトウショウ2人気・池添謙一ディアデラノビア4人気・岩田康誠2,620円4,180円92,970円
2005スイープトウショウ2人気・池添謙一トウショウ産業オースミハルカ5人気・川島信二アドマイヤグルーヴ4人気・上村洋行280円1,650円17,500円
2004アドマイヤグルーヴ2人気・武豊近藤利一オースミハルカ5人気・川島信二エルノヴァ4人気・O.ペリエ330円3,270円53,750円
2003アドマイヤグルーヴ2人気・武豊近藤利一スティルインラブ1人気・幸英明タイガーテイル10人気・T.ジレ360円530円—
2002ファインモーション1人気・武豊伏木田達男ダイヤモンドビコー2人気・O.ペリエレディパステル4人気・蛯名正義120円360円—
2001トゥザヴィクトリー4人気・武豊金子真人ローズバド2人気・横山典弘ティコティコタック5人気・武幸四郎590円2,050円—
2000ファレノプシス3人気・松永幹夫ノースヒルズマネジメントフサイチエアデール1人気・横山典弘エイダイクイン10人気・二本柳壮640円1,110円—
1999メジロドーベル2人気・吉田豊メジロ商事フサイチエアデール7人気・福永祐一エガオヲミセテ5人気・蛯名正義390円5,270円—
1998メジロドーベル2人気・吉田豊メジロ商事ランフォザドリーム5人気・河内洋エアグルーヴ1人気・横山典弘460円3,890円—
1997エリモシック3人気・的場均山本慎一ダンスパートナー1人気・河内洋エイシンサンサン8人気・土肥幸広880円600円—
1996ダンスパートナー1人気・四位洋文吉田勝己フェアダンス3人気・藤田伸二シーズグレイス11人気・福永祐一240円960円—
1995サクラキャンドル小島太さくらコマース—————
1994ヒシアマゾン中舘英二阿部雅一郎—————
1993ホクトベガ加藤和宏金森森商事—————
1992タケノベルベット藤田伸二武岡大佶—————
1991リンデンリリー岡潤一郎林田秋利—————
1990キョウエイタップ横山典弘松岡正雄—————
1989サンドピアリス岸滋彦 ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン—————
1988ミヤマポピー松田幸春大宮良吾—————
1987タレンティドガール蛯沢誠治飯田政子—————
1986メジロラモーヌ河内洋メジロ牧場—————
1985リワードウイング内田国夫宮崎忠比古—————
1984キョウワサンダー樋口弘浅川吉男—————
1983ロンググレイス河内洋中井長一—————
1982ビクトリアクラウン嶋田功飯田正—————
1981アグネステスコ西浦勝一渡辺孝男—————
1980ハギノトップレディ伊藤清章日隈広吉—————
1979阪神ミスカブラヤ岡部幸雄鏑矢—————
1978リードスワロー武邦彦熊本芳雄—————
1977インターグロリア福永洋一松岡正雄—————
1976ディアマンテ松田幸春佐藤弘嘉—————
すべての券種の配当を見る(1996〜2025年・30回)
年単勝複勝枠連馬連ワイド馬単3連複3連単
2025230円130円280円460円690円1,280円610円950円3,430円1,720円8,920円24,680円
2024950円340円810円300円4,370円16,020円3,620円1,560円4,630円26,990円44,140円278,100円
2023240円130円290円180円570円1,580円630円380円1,160円2,210円2,910円9,780円
2022810円330円370円1,160円1,410円1,920円1,570円9,180円8,380円3,520円90,210円206,260円
20216,490円1,180円650円810円2,610円51,870円9,600円15,440円7,450円137,500円282,710円3,393,960円
2020330円150円280円200円1,260円2,290円930円490円1,460円3,610円4,260円21,050円
2019540円190円330円140円2,600円3,380円970円430円940円5,440円4,060円26,480円
2018470円170円570円150円7,480円9,800円2,630円360円1,590円12,450円8,660円56,370円
2017770円260円630円240円4,020円8,030円2,160円870円2,930円15,890円20,760円127,540円
2016610円230円1,200円150円720円13,710円3,670円520円4,640円22,570円20,680円158,930円
20151,520円320円130円210円1,470円1,860円680円1,340円440円4,730円3,770円23,590円
2014680円190円140円320円610円970円390円1,240円770円2,140円3,030円15,570円
2013390円200円530円470円1,790円2,780円1,330円1,430円3,940円4,480円14,440円64,840円
20122,300円380円120円360円810円1,790円670円2,780円530円6,630円6,110円50,810円
2011270円140円150円280円440円700円280円800円810円1,160円2,520円9,430円
2010850円220円120円120円320円1,430円540円500円210円3,590円1,320円10,170円
20097,710円1,410円2,150円110円4,590円102,030円23,310円2,730円4,910円250,910円157,480円1,545,760円
20081,320円250円110円170円560円1,010円410円1,030円210円3,450円1,660円12,690円
2007190円110円210円210円750円850円340円350円790円1,160円1,610円6,290円
20062,620円510円150円220円400円4,180円1,330円2,020円410円16,200円7,980円92,970円
2005280円150円380円360円1,450円1,650円670円570円1,480円2,420円4,180円17,500円
2004330円160円460円250円2,670円3,270円1,210円610円1,620円5,540円8,420円53,750円
2003360円140円140円910円470円530円280円2,990円2,830円1,070円9,570円—
2002120円100円140円150円350円360円190円220円430円410円650円—
2001590円240円190円280円1,280円2,050円830円1,070円940円———
2000640円250円130円640円1,110円1,110円540円3,570円1,590円———
1999390円170円570円430円780円5,270円————
1998460円130円260円100円1,470円3,890円————
1997880円200円110円420円600円600円————
1996240円130円210円1,150円810円960円————

複勝は1着・2着・3着の順、ワイドは1-2着・1-3着・2-3着の順です。

配当は100円あたり。人気は単勝の人気です。1着の下は馬主で、一口馬主クラブの名義には勝負服を付けています。赤い数字は、単勝1,000円以上・馬連1万円以上・3連単10万円以上の高配当です。人気が太字の馬は10番人気以下です。

京都競馬場の改修工事のため、2020〜2022年は阪神で行われました。1995年までは3歳(当時の数え方では4歳)の牝馬だけのレースで、距離も2,400mでした。1996年に秋華賞ができたことで、古馬も出られる今の形に変わっています。

3連単が発売された2004年からの22回のうち、10万円を超えたのは6回です。とくに2021年は、10番人気のアカイイト、7番人気のステラリア、9番人気のクラヴェルの順で入り、3連単は3,393,960円になりました。2009年も11番人気のクィーンスプマンテと12番人気のテイエムプリキュアが1・2着に残り、3連単は154万円を超えています。

2年続けて勝った馬

同じ馬が2年続けて勝つことが多いのも、このレースの特徴です。

  • メジロドーベル(1998年・1999年)
  • アドマイヤグルーヴ(2003年・2004年)
  • スノーフェアリー(2010年・2011年):イギリスから遠征して連覇
  • ラッキーライラック(2019年・2020年)

2025年の勝ち馬レガレイラも、引き続き出てくれば連覇がかかります。2023年のブレイディヴェーグ、2024年のスタニングローズと同じく、サンデーレーシングの馬です。

馬主で見ると

1996年からの30回のうち、一口馬主クラブの名義の馬が勝ったのは10回。最近10年(2016〜2025年)にかぎると7回です。

名義(クラブ)勝利数勝ち馬
サンデーレーシング(サンデーサラブレッドクラブ)6回ラッキーライラック(2回)
ジェラルディーナ
ブレイディヴェーグ
スタニングローズ
レガレイラ
キャロットファーム(キャロットクラブ)2回マリアライト
リスグラシュー
社台レースホース(社台サラブレッドクラブ)1回リトルアマポーラ
グリーンファーム(グリーンファーム愛馬会)1回クィーンスプマンテ

サンデーレーシングは2019年からの7回で6勝と、ほかを大きく引き離しています。一口馬主クラブの牝馬は6歳の3月末までに引退する決まりのところが多く、活躍した牝馬は母になってからも大事にされます。クラブの有力な牝馬が、秋の大目標としてここを使ってくることがわかります。

一口馬主の目線で

サンデーサラブレッドクラブでは、2024年度以降に募集した牝馬がGⅠを勝つと、その出資者に、引退後に生まれる子どもへの優先出資権が付きます。牝馬のGⅠは、賞金だけでなく将来の出資にもつながるレースです。くわしくは抽選・実績・母馬優先の記事で解説しています。

着順・人気・配当は競馬ラボの各年のレース結果、1着の馬主と1995年以前の勝ち馬はWikipedia「エリザベス女王杯」の歴代優勝馬の表をもとにしています(2026年10月31日確認)。

レースの週には、出走するクラブの馬と1口あたりの賞金の記事も載せます。

レースの記事一覧へ