この記事のポイント
  • POGのポイントは賞金で決まる。2歳の新馬戦は1着780万円、2着でも312万円なので、勝つだけでなく、上位に入る回数も点になる
  • 指名を選ぶ目安は、デビューの時期、勝ち上がりやすさ、重賞に出られる素質、血統、情報の集めやすさの5つ
  • 2016〜2025年の2歳GⅠと3歳春のGⅠ80回のうち、46回はクラブの馬が勝っている。軸にクラブの馬を入れるのは、数字の上では理にかなっている

POGは、10頭まで指名できるサービスが多いゲームです。限られた頭数で、どの馬を選ぶか。この記事では、ポイントの決まり方から、指名で見る5つの目安、頭数の配り方までを説明します。ルールの基本はPOGとは?で説明しています。

ポイントの数え方は、サービスや大会ごとに違います。この記事は、netkeiba POGのルール(賞金の1万分の1がポイント)と、JRAの公式サイトにある賞金の表(2026年10月31日確認)をもとにしています。表の数字は、賞金の「本賞」だけで計算した目安です。

ポイントはどう決まる?

netkeiba POGでは、1着から5着に入って得た賞金の1万分の1が、ポイントになります。賞金700万円なら700ポイントです。さらに、出走が決まるたびに、出走ポイントとして10ポイントが加わります。

JRAの公式サイトによると、本賞は1着から5着の馬に交付されます。2着から5着の本賞は、1着の40%・25%・15%・10%です。2歳のレースで、1着と2着のポイントを並べると、次のようになります。

2歳のレース1着の本賞金1着のポイント2着のポイント
新馬780万円780312
未勝利590万円590236
1勝クラス(一般競走)820万円820328
1勝クラス(特別競走)1,140万円1,140456
オープン(特別競走)1,700万円1,700680
リステッド競走(特別競走)1,800万円1,800720

重賞は、これより大きな賞金です。金額は、競馬番組表で確認できます。

ここが大事

2着を3回とっても、312×3=936ポイントです。新馬戦の1着(780ポイント)より多くなります。勝ちきれなくても、掲示板に何度も入る馬は、ポイントを重ねられます。

指名で見る5つの目安

  1. デビューの時期集計の期間は、2歳の新馬戦から、翌年の日本ダービーの当日までです。デビューが早い馬ほど、期間の中で走れる回数が増えます。入厩の予定は、クラブが公開する近況や、厩舎の情報で調べられます。
  2. 勝ち上がりやすさ新馬戦で勝てば780ポイント、未勝利戦で勝てば590ポイントです。デビュー戦の勝ちが、ポイントの土台になります。血統や馬体、調教の動画で、走る気があるかを見ます。
  3. 重賞に出られる素質賞金が大きいのは、オープンや重賞です。2歳の重賞や、3歳春のクラシックまで進める馬は、ポイントが大きくなります。ただし、期間が短いので、勝ち上がる前に力を使い切る馬では困ります。
  4. 血統と得意な条件芝とダート、距離で、走る場面が変わります。父と母の父から、得意な条件を見ます。募集馬の血統の見方で説明しています。
  5. 情報の集めやすさ指名は、結果が出る前の判断です。募集のときに、カタログや動画が公開されるクラブの馬は、情報が多く、判断しやすい面があります。

生まれ月は、同期の中での成長の差

同じ2歳でも、1月に生まれた馬と5月に生まれた馬では、成長の度合いが違います。参考に、シルクホースクラブの2026年1歳募集馬82頭の生まれ月を数えました(2026年10月31日確認)。

生まれ月頭数
1月17
2月30
3月17
4月15
5月3

1〜2月生まれが47頭(57%)です。募集される馬は、生まれの早い馬が多いことがわかります。生まれ月が、デビューの時期やその後の成績にどう関わるかは、馬ごとに違います。目安のひとつとして見てください。

クラブの馬は、どのくらい勝っている?

2016〜2025年の2歳GⅠと3歳春のGⅠ、80回のうち46回(57.5%)は、一口馬主クラブの馬が勝っています。

レースクラブの馬の勝利
阪神ジュベナイルフィリーズ10回中5回
朝日杯フューチュリティステークス10回中4回
ホープフルステークス10回中6回
桜花賞10回中6回
皐月賞10回中7回
NHKマイルカップ10回中5回
オークス10回中9回
日本ダービー10回中4回

レースごとのくわしい数字と、勝ったクラブの内訳は、POGで指名するならクラブの馬?にまとめています。日本ダービーは、クラブ以外の大きな馬主の馬が強いレースです。

10頭の配り方

ここからは、この記事の考え方の一例です。正解があるわけではありません。

  • 軸になる馬:クラブの馬から、デビューが早く、血統も確かな馬を数頭入れます。数字の上で勝ちやすく、情報も多いからです
  • 伸びしろを見る馬:生まれが遅い馬や、まだ体ができていない馬は、後半に力をつける可能性があります。1〜2頭、期間の後半に備えます
  • 好みで選ぶ馬:自分で見て気に入った馬を、1〜2頭入れます。当たったときの楽しみが大きくなります

デビュー前の馬は、デビューしないまま引退することもあります。頭数をひとつの路線にかたよらせないほうが、安心です。

指名の流れ

  1. 馬を探す:クラブの募集馬、2歳馬の近況、競馬雑誌やサイトの情報で候補を集める
  2. 候補をしぼる:5つの目安で見て、10頭より少し多めに候補を残す
  3. デビューの前に指名する:netkeiba POGでは、デビュー戦の前日23時59分まで指名できる
  4. 結果を見る:集計は毎週月曜の夜に更新される

やりがちな失敗

  • 有名な馬だけを選ぶ:人気の馬が、期間の中で稼げるとは限りません。デビューの時期も見ます
  • 期限を過ぎる:デビューが近い馬は、前日の23時59分までです。早めに決めます
  • ダービーのあとの賞金を数える:集計の期間は、ダービーの当日までです
  • ルールを確認しない:ポイントの数え方は、サービスで違います。参加するサービスの公式のルールを読みます

賞金の金額は、JRAの公式サイト「賞金のしくみ」(2026年10月31日確認)をもとにしています。POGのルールは、netkeiba POGの2026年のルールです。

POGで馬選びに慣れたら、一口馬主の馬の選び方も確認しましょう。

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