この記事のポイント
  • 馬の名前は、馬主が決めます。文字数は2文字以上9文字以下で、有名な馬の名前、奇矯な名前、営利広告を目的とした名前は付けられません
  • 名前の審査と登録は、ジャパン・スタッドブック・インターナショナルが行います。馬が初めてトレーニング・センターに入厩する前までに、登録を終える必要があります
  • 名前を変えられるのは、中央・地方・外国のどの競走にもまだ出走していない場合に限り、1回だけです

出資馬の名前は、募集のときに決まっていることもあれば、あとから発表されることもあります。馬名には、どんな決まりがあるのでしょうか。JRAの馬主向けのご案内と「よくあるお問い合わせ」をもとに、馬名の登録から、競走馬として登録されるまでの流れをまとめました。

馬名の決まり

JRAの馬主向けのご案内には、「馬の名前は馬主が決め、馬名の審査および登録機関に申請します」と書かれています。登録機関は、JRAと地方競馬に共通です。名前をつけるときのルールは、次のとおりです。

項目決まり
文字数2文字以上、9文字以下
付けられない名前有名な馬の名前、奇矯な名前、営利広告を目的とした名前など
審査・登録ジャパン・スタッドブック・インターナショナル

馬名の登録から、競走馬登録まで

JRAの「よくあるお問い合わせ」にある、馬名と競走馬登録の流れは次のとおりです。

  1. 馬を購入する:馬名の登録は、競走馬を購入したあとにできます
  2. 血統登録証明書が発行される:馬名登録の申込みは、これが発行されたあとに可能になります
  3. 馬名登録を申し込む:血統登録証明書の写しと、馬名登録申込書が必要です
  4. 「馬名登録通知書」が届く:馬名登録が完了すると、申込者に送られます。競走馬登録のときに必要です
  5. 競走馬登録をする:レースに出るためには、競走馬としての登録が必要です。預けている調教師を通して、美浦または栗東トレーニング・センターに申請します。登録料は5,000円です

馬名登録は、馬が、美浦または栗東のトレーニング・センターに、初めて入厩する前までに、完了しなければなりません。

競走馬登録は、原則として、トレーニング・センターに入厩して、馬体検査を受けます。ただし、1歳9月から2歳2月までの申請に限り、馬体検査が要らない「早期特例登録制度」も使えます。

馬名は変えられる?

JRAによると、いったん競走馬として登録された馬の名前を変えたいときは、中央・地方・外国のどの競走にも、まだ出走していない場合に限り、1回だけ変更できます。出走したことがある馬の名前は、変えられません。

このサイトの記事に出てくる馬の名前

2026年の天皇賞(秋)に出走した馬の名前を、文字数で見てみます。

マスカレードボールは、9文字の上限いっぱいの名前です。この表では、小さい「ュ」や、のばす「ー」も、1文字として数えました。

クラブの馬の名前について

JRAの案内は、「馬の名前は馬主が決める」としています。一口馬主クラブの馬では、馬主はクラブの法人です。会員が名前の候補を出せるかどうかなど、命名の進め方は、クラブごとに違います。このサイトでは、各クラブの命名の方法までは確認していないため、募集の案内で確認してください。

馬名の最初に、決まった言葉を付けるクラブがあります。これは「冠名」と呼ばれます。冠名を使うクラブと、使わないクラブは、一口馬主クラブの冠名一覧にまとめています。

馬名のルールは、JRA「馬主の特典・楽しみ」、馬名の登録の流れはJRAの「よくあるお問い合わせ」(Q2-4、Q4-2)によります(2026年11月2日確認)。

出資馬の戦績や、クラブの比較は、こちらです。

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